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Flashcrash

ETH(イーサリアム)の瞬間的暴落

ニューヨーク時間2017年6月21日午後3時30分(日本時間同月22日午前4時30分)にイーサリアムの価格は317.81ドルから10セントまで急落しました。
きっかけは、1人が1250万ドルを成り行きで売り注文した事によると言われています。
この取引をきっかけにETHの価格は224.48ドルに下落し、これが引き金となって証拠金取引によるロスカットが大量発生し、強制的な売り決済ん連鎖が発生し、価格は0.1ドル(10セント)まで暴落しました。

これらの取引は45ms(0.045秒)間に起こり、すぐにAIによる買い戻しが実行され、価格は10秒間で300ドルにまで戻しました。このフラッシュクラッシュを受けて、取引所GDAXは株式など他の市場で採用されている安全装置の検討を始めたといいます。

Flash crashとは

このような現象はFlash crash = 瞬間暴落 と呼ばれます。急激ば暴落が、ロスカットなどのアルゴリズム売りを誘発し、連鎖する事で一気に暴落が起きます。

フラッシュクラッシュは仮想通貨だけでなく、株式や為替の取引所でも度々発生しており、取引所の分散による大量注文、高速取引、アルゴリズム取引などの要因が組み合わさって起こると言われています。

2010年にはダウ平均が1000ドル近く下落した事件も発生しており、この時は、アルゴリズム注文と市場の流動性が失われたことによると言われています。

とくに仮想通貨、とりわけアルトコインでは時価総額や市場規模が小さいため、個人レベルの大量の売り注文であっても、このようなフラッシュクラッシュを引き起こす可能性は高いと言えるでしょう。

今回の事件をうけ、仮想通貨へのレバレッジ取引についてはより慎重に行う必要が出てきたと考えられます。