5/20付けの日経電子版に、

三菱UFJ銀行がブロックチェーン技術を応用した、高速決済システムの開発

しているという記事が掲載されていました。

 

また、独自開発した仮想通貨「MUFGコイン」の実証実験を、来年10万人規模で行うNHKが15日に報じています。

銀行の顧客はスマートフォンに専用のアプリを入れ、口座の預金をMUFGコインに替えて利用します。

コンビニや飲食店での支払いのほか、割り勘など個人間の送金にも利用してもらい、

決済やセキュリティー面で問題がないか検証します。

社員による実験も進んでおり、みずほフィナンシャルグループの「Jコイン」の一歩先を行く形です。

世界でも五本の指に入る三菱UFJファイナンシャルグループの仮想通貨について、

今一度おさらいをしておきましょう。

 

MUFGコインとは?

日本最大の銀行である三菱UFJ銀行。

マイナス金利政策により急落した業績を、なんとか回復し始めています。

しかし、仮想通貨は次なる壁と言って良いでしょう。。。

なぜなら、仮想通貨があれば銀行を介さずお金のやりとりができ

送金やATMやカードの再発行までの諸々手数料を得ることができなくなるためです。

また、仮想通貨が流通すれば、銀行にお金を預ける人や法人も減り、

金融商品の販売や融資が行えず収益を確保することが出来ないからです。

 

そこで2015年末頃から、

独自の仮想通貨「MUFGコイン」の開発をスタートしました。

 

 

「MUFGコイン」の開発状況は??

 

最初に記述したように、既にMUFG内で実験が進んでいます

2017年の5月に社員1500人での実証実験が始まり、

2017年10月には「MUFGコイン」を使って自動販売機での購入実験を公表。

今年4月には、アマゾンの画像認識技術を利用した、無人店舗の実証実験も行われたり、

三菱UFJ本部ビル内のコンビニでの「MUFGコイン」での支払い対応レジを設けるなど、

実際の店舗での決済の実証実験も行っています。

 

金融庁には2018年度内にMUFGコインを発行する方針を通告しており、

 

日本の銀行では仮想通貨の発行及び、取引所開設は初めてのこととなります。