• 通貨名称:Dash / ダッシュ
  • 通貨単位:DASH
  • 公開日:2014年7月
  • システム:Proof of Work
  • 時価総額:1,289,362,188USD
  • 発行量:7,394,955DASH
  • 発行量上限:22,000,000DASH
  • ブロック生成間隔:約4秒

ダッシュ(Dash)の概要

DASHは仮想通貨の一種です。元々Darkcoin(ダークコイン)として2014年7月に公開され2015年5月にDASHと改名されました。単位はそのまま「DASH」と表記されます。ビットコインと同じく発行総量が決まっています。

ダッシュ(Dash)の特徴

(1)取引スピードの早さ
ビットコインは一つの取引に10分程度を要しますが、DASHはたった4秒で完了します。このスピードは「InstantX」と呼ばれる決済手段を採用していることから実現しています。

(2)匿名性の高さ
ビットコインの場合は取引が公開され、誰から誰にビットコインが渡ったのかが確認できますが、DASHの場合は誰から誰へ送金が行われたかを追跡することは不可能です。「Darksend(ダークセンド)」と呼ばれる匿名性の高いトランザクション形式を採用することで匿名性を保っています。具体的には近い時間に行われた送金依頼をまとめてから受信先へ振り分けています。

(3)マスターノード(Masternode)
ダッシュネットワーク内には一般のブロックチェーンを構成するノードに加えて、マスターノード(Masternode)と呼ばれている特別なノードが存在します。DASHは、マイニング(取引の追記作業)をマスターノードと呼ばれるランダムに選ばれた者が行うのです。ビットコインの場合は、競争させ最も早く解を導き出した者が追記作業を行いますが、DASHは最初から選ばれます。
このマスターノード(Masternode)に参加するためには、処理能力の高いノードを毎日24時間休みなく稼働させている、かつ、1000DASH以上を保有している必要があります。1000DASHを指定のアドレスに送ることでマスターノードネットワークに参加することができます。マスターノードは、前述の「Instant X」や「Darksend(ダークセンド)」といった特定サービスの運用を支える対価に、手数料のうち45%を分け合います。

ビットコインとの違い

ビットコインは、知名度は高いものの、取引1つに10分ほどかかるという重大な欠点を抱えています。時価総額第2位のイーサリアムは「取引の履歴を半永久的にネットワーク上に保存できる」という特徴を持つ一方で、これは匿名性を削ぎ落としているとも言うことができます。
DASHが注目されているのは、ビットコインとイーサリアムの不足部分を見事に補った暗号通貨であるからではないでしょうか。

現在価格:1FCT = 19,600JPY

オススメの取引所

残念ながら現時点でDASHを取り扱っている取引所は日本に存在しません。購入するには海外の取引所を利用する必要があります。
オススメはPoloniexです^^

  • poloniex:

過去の相場チャート

その他

DASHのチャートを見ると、2017年1月からの急騰には目を見張るものがあります。2017年から高騰し続けて現在の時価総額は世界7位、円換算で1DASH=¥19,500超にまで到達しました。買う人が増加し、更に価値が上がるのは想像に難くありません。DASHがこれほどまでに注目を集めた理由は、決済の早さと匿名性の高さにあると考えられます。